2022年 秋季特別布教(寺院役員研修)

 朝晩は冷えてきましたが、暖かな日差しで、天候に恵まれた11月8日、臨済宗妙心寺派山陰西教区第五部(出雲市斐川町内13ヶ寺)花園会(檀家会)主催の「秋季特別布教」が吉成寺で開催されました。

 コロナ禍となって久しく、できるだけ「密」回避のため、少人数のお参りが続いていましたが、この日は各寺院から和尚様、お寺の奥様、檀家総代(役員)の皆様40名様が当山にお越しなりました。

 読経、開会式の後、本山布教師の林学道師に「おかげさま」(向き合い、寄り添う)をテーマにご法話をいただきました。丹波の霊雲寺ご住職で、私が修行させていただいた臨済宗相国寺派の専門道場で、ご修行された大先輩でもあります。関西弁でユーモアあふれる軽快な調子で、ご自身の「向き合い、寄り添う」を丁寧にお説法され、聴衆の私たちを引き付けていただきました。

 小休憩後は参加者を6班に分けて「菩提寺、住職へのご意見、要望」についてグループ討議が行われ、盛んな話し合いが進められた様子でした。おかげさまで約3時間の研修会も無事終わりました。会場の境内整備、準備、片付けを手伝っていただいた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。